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電動自転車の修理方法とは?定期メンテナンスや修理費用について徹底解説

2024年5月7日

電動自転車の修理方法とは?定期メンテナンスや修理費用について徹底解説

電動自転車を購入してから数年が経過すると、ちょっとした違和感に気づくことはありませんか。

ブレーキの効きが悪くなっていたり、バッテリーの減りがいつもより早くなっていたりするなど、思い当たる点があるのではないでしょうか。

普段の生活に大きな支障が出るほどではないため、これらの異常はつい放置してしまいがちです。

「修理費用もかかりそうだし、あとで見てもらおう」と、思いながらも、数ヵ月が過ぎてしまっていることも。

 

しかし、電動自転車は人を乗せて走る乗り物なので、たとえわずかな違和感でも、自転車屋で点検してもらうことをおすすめします。

なぜなら、小さな違和感を放置しておくと、大きな故障の原因となるからです。

 

この記事では、つい後回しにしがちな電動自転車の修理について、徹底解説していきます。

よく発生するトラブルの代表例や平均的な修理費用など、電動自転車を購入した後に必要な情報をまとめていますので、電動自転車の違和感に気がついた方は、ぜひ参考にしてください。

 

よく発生するトラブルと修理方法

how to

それでは、最初に電動自転車でよく発生するトラブルと、主な修理方法をご紹介していきます。

 

バッテリーの不具合

電動自転車は通常の自転車とは異なり、バッテリーの電力でモーターを動かし、こぎ出す力のアシストを行っています。

そのため、電動自転車の心臓部ともいえるバッテリーに、トラブルが発生することも珍しくありません。

しかし、バッテリーは見た目での故障の有無がわからないため、判断には専門的な技術や知識が必要です。

そこで、参考になるのがバッテリーの充電状態を示すランプです。

一般的なバッテリーでは、充電状態を示すランプの表示方法によって、異常の有無を知らせてくれます。

 

点滅や表示の異常

バッテリーの充電ランプが通常とは異なる表示をした場合、内部で何らかのトラブルが発生している可能性があります。

電動自転車の取り扱い説明書やメーカーのウェブサイトには、バッテリーに生じた症状ごとに、どのような表示がされるのか掲載されています。

 

バッテリー内部に生じたトラブルの表示方法は、充電ランプの点滅や順番に点灯が流れるなど、メーカーごとに異なります。

そのため、必ず自分が乗っている電動自転車の取り扱い説明書や、メーカーのウェブサイトを確認してください。

 

電源が入らない、反応しない

バッテリーの電源が入らず、充電ランプになんの表示もされない場合は、いくつかのケースが考えられます。

たとえば、バッテリーの残量が完全にゼロになっている場合は、ボタンを押しても充電ランプの点滅も行えません。

 

また、バッテリーの種類によってはスリープ機能が働いている可能性もあります。

スリープ機能とは、過放電を避けるためにバッテリーに備え付けられた機能のこと。

バッテリーの残量がゼロの状態で長期間放置すると内部の電池が傷み、劣化が進んでしまいます。

そのため、スリープ機能があることで、バッテリーの残量がゼロになっても、ある程度は劣化が進むのを防いでくれています。

 

このような場合も、自分が乗っている電動自転車の取り扱い説明書や、メーカーのウェブサイトを確認してみてください。

スリープ機能の解除方法や、対処方法が掲載されています。

 

それらの方法を試してもバッテリーの電源が着かない場合は、完全に故障している可能性があります。

その場合は、購入店や最寄りの自転車屋に相談しましょう。

 

ワンタッチパネルなど液晶部品の不具合

アシスト力の強弱の設定やヘッドライトの点灯を行う、ワンタッチパネルに使われている液晶部品も不具合が発生しやすいポイントです。

ワンタッチパネルが使用できないと、正しく電動自転車の操作が行えません。

不具合がある場合は、しっかりと対処しましょう。

 

画面が反応しない、操作ができない

ワンタッチパネルに電源が入らず操作ができない主な原因は、水没が考えられます。

車体に覆われている自動車とは異なり、電動自転車の電装系部品はむき出しです。

そのため、電動自転車を雨ざらしで駐輪していると、ワンタッチパネルの内部に水が浸入し、故障の原因になります。

 

故障してしまったワンタッチパネルは修理をせず、交換対応になります。

何度もワンタッチパネルが故障してしまう場合は、電動自転車本体の保管方法を見直しましょう。

また、電動自転車の車種によってはワンタッチパネルに後付けできる、シリコンカバーなども発売されています。

電動自転車の保管場所の変更が難しい場合は、購入を検討してください。

 

水没以外の原因としては、極端な高温や低温の環境下で、液晶画面に文字が表示されないことがあります。

そのような場合は、周囲の環境が常温に近づくことで、元通りに表示されるようになりますよ。

 

モーターの不具合

電動自転車のモーター部分はカバーで覆われているため、外見から異常を発見するのは困難です。

しかし、メーカーによってはモーターの異常を、ハンドルに取り付けられているワンタッチパネルに「エラーコード」として表示することもあります。

そのため、ワンタッチパネルにエラーコードが表示されたら、まずは取り扱い説明書や、メーカーのウェブサイトを確認してください。

 

チェーンが外れている

モーターに連動しているチェーンが外れていると、電動自転車は適切なアシストが行えません。

なぜなら、モーター付近に取り付けられているセンサーとチェーンが連動することで、電動自転車の状態を計測しているからです。

そのため、電動自転車に異常が発生した場合は通常の自転車とは異なり、モーター付近の小ギアからもチェーンが外れていないか確認しましょう。

 

集電端子の不具合

モーターが動かない場合や電源自転車本体の電源が入らないケースでは、集電端子の不具合も考えられます。

集電端子とは充電されたバッテリーから、電気を取り出す金属パーツのこと。

バッテリーを取り付ける部分に、金属製の小さな板が3枚から4枚ほどつき出しています。

 

この集電端子に汚れが付着していると、バッテリーから適切な電力を取り出せず、電動自転車は動きません。

そのため、バッテリーが充電されているにも関わらず、電源が入らず、モーターも動かない場合は集電端子の汚れを落としたり、折れていたりしないか確認してください。

 

タイヤのトラブル

電動自転車に限らず、自転車でもタイヤのトラブルは起こります。

ただし、電動自転車は車体が重いため、自転車に比べるとタイヤのトラブルが起こる可能性は高くなっています。

そのため、日ごろから注意していればトラブルは起こる可能性を下げることができます。

 

タイヤのパンク、すり減り

空気がしっかりと入っていない状態で走行を続けたり、段差を乗りこえようとしたりするとタイヤがパンクする可能性があります。

さらに、パンクしたまま走行を続けると、車体に大きな負荷がかかり、フレームが曲がってしまうことも。

フレームが曲がってしまえば、タイヤの交換だけでは済まず、新しく電動自転車を購入する必要があります。

 

また、自動車と同様に、電動自転車のタイヤもすり減ります。

すり減り具合も自動車と同様に、タイヤの山の残りや総走行距離で判断します。

一般的に、タイヤは負荷のかかる方が早くすり減ります。

たとえば、後ろに子どもを乗せて走る電動自転車であれば、後輪の方が早くすり減っていきます。

そのため、タイヤの山をチェックするときは、前輪と後輪の両方を確認しましょう。

 

スポーク折れ

スポークは車輪の強度を保つとともに、振動や衝撃を吸収する役割があります。

スポークが折れる原因は、鍵をかけたまま車輪を動かそうとした場合や、走行中に無理に段差を乗りこえようとした衝撃などが挙げられます。

いずれも、普段から電動自転車の乗り方や扱いを注意すれば、防げる可能性があります。

 

ただし、普通の自転車に比べると電動自転車は、モーターの力によるアシストや、車体の重量があることもあり、スポークに負担がかかりやすくなっています。

そのため、経年劣化によってスポークが折れることもあります。

スポークが折れたままでの走行は、自分だけではなく周囲の人にとっても非常に危険な行為なので、必ず自転車屋で修理してもらいましょう。

 

定期的にメンテナンスするべき場所 と方法(上記以外)

次に電動自転車に乗る際のメンテナンスについて、具体的な場所や期間を解説します。

 

チェーン

ペダルやモーターから、電動自転車が前に進む力をタイヤに伝えるチェーンは、非常に強い負荷がかかるパーツです。

起こりやすいトラブルとしては、ギアからチェーンが外れてしまったり、千切れてしまったりすることが挙げられます。

 

チェーンが外れる主な原因は、汚れの蓄積や劣化が挙げられます。

そして、電動自転車の駆動部分が汚れる主な原因は、ほこりや砂利などです。

大量の汚れが付着したまま電動自転車に乗り続けると、徐々にペダルの踏み込みに大きな力が必要になり、最終的には不可に耐えきれなくなったチェーンが外れたり、伸びたりしてしまいます。

そのため、チェーンは定期的にチェックを行い、汚れがひどい場合は清掃を行いましょう。

 

また、チェーンがスムーズにギアとかみ合うための油分も必要です。

適度な油分があることで、ギアとチェーンがかみ合い、踏み込む力をタイヤに伝えます。

チェーンの清掃を行う際に、古い油分も落としてしまうため、新しい油分を忘れずに追加しておきましょう。

 

ハンドル

電動自転車の進行方向を決めるハンドルも、定期的な確認が必要です。

特に転倒などによる衝撃がハンドルに加わった際には、チェックが必要です。

なぜなら、強い衝撃が加わることで固定が緩まり、ハンドル自体が抜けてしまう可能性があるためです。

電動自転車に乗る前にハンドルを動かしてみて、ガタつきがないか確認してください。

 

また、ハンドルの持ち手部分にはゴム製の滑り止めが着いていますが、使い続けていくことで、破れたり抜けてしまうこともあります。

なぜなら、持ち手とハンドルの間に雨水が侵入したり、太陽光に含まれる紫外線によってゴムが劣化したりするからです。

劣化した持ち手では、電動自転車の安定した運転は困難です。

最寄りの自転車屋で、適切なハンドルの持ち手に交換してもらいましょう。

 

ブレーキ

ブレーキは消耗品なので使用期間が長くなればなるほど、タイヤを挟んで止めるゴムの部分がすり減っていきます。

ブレーキのゴムは使用のたびのすり減っていき、最終的には固定用の金具がタイヤに当たるようになってしまいます。

自転車のブレーキをかける際に、金属同士が擦れる「キーキー」という音が聞こえてきたら、ゴムの部分を確認しましょう。

 

また、ブレーキの効きが悪くなってきたと感じた場合は、タイヤ部分に原因があることも考えられます。

タイヤの汚れがひどい場合はブレーキのゴムが滑ってしまい、減速効果が出せなくなるからです。

そのため、タイヤのメンテナンスや清掃は、安全なサイクリングを行う上で重要です。

 

メンテナンスは1年に1回がおすすめ

電動自転車のメンテナンスは、1年に1回行うのがおすすめです。

定期的なメンテナンスを行う事で消耗品の減り具合が分かる上に、ある程度の清掃やグリスアップも行えます。

人と同じように、電動自転車にも1年に1度は健康診断を行うことで、トラブルがあっても早めに対処できます。

 

また、1年に1度、自転車安全整備士の資格を持ったスタッフにメンテナンスを行ってもらうことで「TSマーク」の取得が可能になります。

3つの種類があるTSマークは、取得しておくと万が一事故を起こしてしまったときでも、一定の条件のもとに保険金が支払われます。

ブログのこちらの記事で詳しく解説しているので、TSマークが気になった方はぜひ読んでみてください。

TSマークとは?電動自転車を購入する前に知りたい、補償内容と必要性について

 

簡単なメンテナンスであれば、自宅でも行えます。

定期的なメンテナンス以外でも、こまめにチェックしておくことで電動自転車の異常に気付きやすくなりますよ。

メンテナンスやチェックについては、他の記事でも紹介しています。

電動自転車の正しいメンテナンス方法は?費用や注意点について

 

部分別の修理費用

費用

次に、電動自転車を修理する場合の部分別の修理費用を解説します。

ただし、破損したパーツの代金や交換作業に対する費用は、状況によって異なります。

そのため、もし修理が必要になったら、このくらいの費用が発生するという参考にしてください。

 

バッテリー

バッテリーは電動自転車の中でも高価なパーツです。

劣化による交換となった場合は、3万円から5万円ほどの費用が必要となってしまいます。

バッテリーの容量が大きければ大きいほど、費用が高額になります。

 

バッテリーの寿命は3年から4年ほど言われており、使用頻度や周辺の環境によって前後します。

一般的に、電動自転車のバッテリーの充電が可能な回数は800回前後と言われています。

寿命が近づいたバッテリーは、減りが早くなったり100%充電したはずなのに電気が流れなかったりするなど、不具合が発生しはじめます。

 

現在使っているバッテリーの状態について確認したい場合は、バッテリー診断を行っている自転車屋もあります。

費用としては2000円前後なので、電動自転車の購入から4年以上が経過している場合は、1度診断を受けてみましょう。

 

タイヤ

タイヤの修理費用は、故障の状態によって大きく変わります。

ちょっとした修理であれば、500円以下で行えることもあります。

また、症状を放置することでタイヤを交換する必要に迫られたり、電動自転車自体が乗れなくなってしまったりすることもあります。

そのため、定期点検に加え違和感があれば、最寄りの自転車屋に相談するようにしましょう。

 

  • パンク修理 1,000円~
  • チューブ交換 5,000円~
  • スポーク交換 1,000円~
  • 振れ取り 9,000円~

(こちらは工賃のみの金額です。交換が必要なものは別途パーツ代が発生します。)

(工賃は店舗によって異なるため、あくまで目安の金額です)

 

振れ取りとは、タイヤのスポークのテンションが緩み、ホイール全体が左右に動いてしまう現象を防ぐ作業のこと。

タイヤの状態を確認した上で、どのスポークが原因なのか探っていきます。

そのため、作業に必要な時間が多いため、費用も高額になります。

 

タイヤが左右に動いてしまう現象を放置しておくと、スポークに負担がかかり、次々に折れてしまう可能性があります。

そのため、早めにタイヤとスポークの調整が必要です。

 

チェーン

チェーンは非常に汚れやすいパーツですが、定期的にメンテナンスをしておくことで、長く使い続けられます。

たとえば、チェーンの調整や清掃に加え油分の追加などは、どの自転車屋も1,000円前後の工賃で対応してくれます。

しかし、チェーンの破損にともない、周囲のパーツとの総交換となれば1万円以上の工賃が発生します。

そのうえ、交換用のチェーンやパーツ代の費用も別に必要です。

 

チェーンは電動自転車にとって消耗品なので、いつかは交換する時が訪れます。

しかし、こまめなメンテナンスでチェーンの寿命を延ばすことは可能です。

そのためにも、ぜひ1年に1度は自転車屋で点検をしてもらいましょう。

 

ブレーキ

ブレーキは、電動自転車にとって重要な「止まる」ための装置です。

万が一の際でも、とっさに止まれるように、しておきたいですね。

 

  • ブレーキ調整 1,000円~
  • ブレーキワイヤーの交換 2,000円~
  • 後ろブレーキの交換 7,000円~

 

電動自転車は、後輪でアシストを行うタイプが多いため、ブレーキの構造も複雑になっています。

そのため、前輪のブレーキに比べると費用が高くなっています。

 

電動自転車は7年から10年を目安に買い替えを考える

はてな

定期的にメンテナンスを行い、大切に使うことで電動自転車の寿命は長くなります。

しかし、徐々にすべてのパーツが劣化していき、やがては交換が必要になります。

そのため、電動自転車の交換を考えるタイミングは7年から10年と言われています。

 

7年から10年の間に、バッテリーやタイヤのチューブに加え、チェーンなども1度は交換が必要になることでしょう。

最終的には電動自転車の車体自体が劣化してしまい、安全な走行が難しくなります。

10年が経過すれば、自分自身の環境も変わり、電動自転車に求めるものも変わってくるはずです。

そこで、新しい環境にマッチした電動自転車を再び選ぶようにしましょう。

 

乗り終えた電動自転車は、各自治体が指定している処分方法に基づいて廃棄してください。

その際に、電動自転車本体とバッテリーは処分方法が異なるケースがあるため、注意が必要です。

電動自転車を廃棄する際の注意点は、こちらの記事でまとめてご紹介しています。

電動自転車を廃棄するなら知っておきたい準備と方法 まとめ

 

まとめ

電動自転車は定期的なメンテナンスを行うことで、快適かつ安全に乗り続けることができます。

目安としては、1年に1度、専門の自転車整備士のいる自転車屋で行えば、TSマークも習得できるのでおすすめです。

また、簡単なチェックや清掃、油分の追加などは市販のキットを購入すれば、自分でも行えます。

 

メンテナンスは、タイヤの状態やチェーンの油分のチェックなど、電動自転車の健康診断も兼ねています。

そのため、メンテナンスを怠ると、思わぬ事故や電動自転車の破損につながる可能性もあります。

ぜひ、小まめなメンテナンスや修理を行いながら、電動自転車でのサイクルライフを楽しんでください。

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