子ども乗せ電動アシスト自転車オススメ5選!何歳から乗せて大丈夫?選ぶポイントや注意点についても解説
目次
子ども乗せ電動自転車を検討する際、「何歳から乗せられるのか」「どれを選んだらよいのか」と悩む人も多いのではないでしょうか。
法律的には何歳以上という基準はないものの、前乗せ・後ろ乗せタイプや、チャイルドシートによって推奨年齢が定められています。そのため、子どもに合ったものを選ぶことが必要です。
そこで、今回は子ども乗せ電動自転車の選び方や注意点、おすすめのアクセサリについてまとめてみました。
後付けではなく子ども乗せ電動自転車を買うメリット
子ども乗せ電動自転車を検討している人の中には、普通の電動自転車を購入してから後付けでチャイルドシートを設置すればよいと考える人も多いのではないでしょうか。
そうすることで、コストを抑えられることや子どもの成長に合わせられるという利点があります。
しかし、普通の電動自転車は子どもを乗せる際の安定感が十分でないケースも少なくありません。また、バッテリーの容量も少なく、毎日の送迎には適していないこともあるでしょう。
このような理由から、安全で快適に走行したいと考えるのであれば、子ども乗せ電動自転車を購入することをおすすめします。
子ども乗せ電動自転車の対象年齢は
子ども乗せ電動自転車に子どもを乗せる際、年齢の上限があります。
一方で、「何歳から乗せてよいの?」と疑問に思う人も多いかもしれません。ここでは、子ども乗せ電動自転車の対象年齢について解説していきます。
法律では「何歳から」という決まりはない
子どもを電動自転車に乗せる際に、道路交通法では何歳からという規制はありません。一般的に、子どもを自転車に乗せる場合は、以下の条件のもと同乗が認められています。
【一般の自転車】
・16歳以上の大人が乳幼児座席に6歳未満の子を1人乗せられる
・おんぶひもを付けて乳幼児ひとりまで乗せられる
【幼児2人同時自転車】
・子どもを2人まで(おんぶ含め)乗せられる
年齢の上限は決まっているものの、何歳からという決まりはないというのが現状です。
チャイルドシートの推奨年齢
子ども乗せ電動自転車に付いているチャイルドシートには、それぞれ以下のような推奨年齢があります。
・前乗せタイプ:1歳~4歳
・後ろ乗せタイプ:1歳~6歳(2歳以上推奨)
とはいえ、推奨年齢はチャイルドシートのタイプや自転車メーカーや製品によって異なるほか、身長や体重の上限も設定されています。
そのため、子どもに合ったチャイルドシートを選ぶことが大切です。
幼児を2人乗せる場合は年齢差に注意が必要
子ども2人の年齢差が近く、長い期間使用する場合はチャイルドシートに注意が必要です。基本的に子どもを2人乗せる場合、
「幼児2人同乗基準適合車」のタイプに、チャイルドシートを前後に取り付けなくてはなりません。
下の子が大きくなったとしても、後ろには上の子が座っているため、前乗せチャイルドシートは調整の範囲が広いものを選ぶようにしましょう。
子ども乗せ電動自転車を選ぶポイント
ここでは、子ども乗せ電動自転車を選ぶ際のポイントについて、5つ取り上げてみました。
・前後のどちらに乗せるか
・安全性がしっかりしているか
・予算内であるか
・バッテリーの容量は十分か
・タイヤのサイズが適切か
それぞれ詳しく見ていきましょう。
前後のどちらに乗せるか
子ども乗せ電動自転車には、前乗せ・後ろ乗せタイプにわかれます。先にも述べたように、前乗せのタイプであると、4歳までしか乗れません。
また、身長や体重が上限に達してしまえば、前に乗せることはできなくなります。長く乗りたいと考えるのであれば、後ろ乗せタイプを選んだほうが無難でしょう。
安全性がしっかりしているか
子どもを乗せるとなれば、安全性が十分であるかも重要なポイントです。安全性を見極めるひとつの手段として、BBAマークがあります。
これは、安全項目をクリアした自転車のみに付いているマークです。
そのほかにも、SG(安全な製品)やJIS(日本工業規格)などの安全基準があるため、それらが備わっているかどうかで判断するとよいでしょう。
また、スタンドについても注意が必要です。というのも、スタンドがしっかりしたものでないと、子どもを乗り降りさせる際に、自転車が倒れる可能性が高まるからです。
予算内であるか
一般の自転車と比べて、子ども乗せ電動自転車の価格は割高です。
そのため、予算内で自身の使い方や、子どもに合ったものはどれなのか見極めることがポイントとなります。
機能性やブランドによって価格差があるため、ある程度の予算を決めておくことでスムーズに選ぶことができるでしょう。
バッテリーの容量は十分か
一般の自転車と違って、電動自転車はバッテリーが搭載されています。容量は自転車によって異なるため、使用頻度や走行する距離を考慮することが大切です。
利用頻度が高く、長距離で走行する可能性があるのであれば、バッテリーの容量が大きいのを選ぶとよいでしょう。こまめに充電する必要がなく手間が省けるのが利点です。
また、バッテリーが切れてしまった場合に、ペダルが重くなるタイプの電動自転車もあります。
そのため、充電切れの警告が何段階かで出るものや、ペダルのセンサーが非接触式のものを選ぶようにしましょう。
タイヤのサイズが適切か
子ども乗せ電動自転車では、「小径」のタイヤが増えています。その理由として、子どもを乗せやすいことに加えて、重心が低くなるため安定感が高くなるためです。
乗り降りをよりスムーズにさせたい場合は、小径のタイヤを選ぶようにしましょう。
おすすめのアクセサリ
子ども乗せ電動自転車を購入する際、以下のアクセサリもおすすめです。なお、ヘルメットは必ず購入しなくてはならない点に注意しましょう。
スイッチカバー
電動自転車のスイッチは防水とはいわれていますが、台風などの大雨の際に水没しないためにも、スイッチカバーを付けておくと安心です。
スイッチが故障してしまうと修理に8,000円ほど費用が発生してしまいます。スイッチカバーは1,000円ほどで購入できるので、事前に付けておいたほうがよいでしょう。
レインカバー
雨の日の走行には、チャイルドシートごと覆うレインカバーがおすすめです。
子どもにレインコートを着させるだけでは、座席部分が濡れてしまうなど防水対策として不十分なケースもあるでしょう。
レインカバーであれば、全て覆ってしまうので濡れる心配が少なくなります。なお、チャイルドシートの形状によって適応するレインカバーは異なるため、購入する際は注意が必要です。
サイクルカバー
屋根が付いている場所に保管できるなら問題ありませんが、屋外に子ども乗せ電動自転車をおいておく場合は、汚れや劣化防止のためにサイクルカバーを付けておくとよいでしょう。
サイクルカバーを選ぶ際は、防水機能に加えて、紫外線防止効果があるものを意識して選ぶことが大切です。
おすすめの子ども乗せ電動自転車
ここでは、おすすめの子ども乗せ電動自転車を5つ取り上げてみました。
おすすめの子ども乗せ電動自転車1 パナソニック 電動自転車 ギュット・クルームR・EX
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後ろ乗せタイプの子ども乗せ電動自転車。独自の「ラクイック」機能搭載で、カバンにカギを入れたまま開錠が可能なのが特徴です。
また、チャイルドシートにサンシェードが付いており、日・雨よけとして役立ちます。
重量は32.2kgで、適応身長は142cm(幼児2人同乗させる場合は155cm以上)となっています。20インチのタイヤであるため、子どもの乗せ降ろしの際も楽にできるでしょう。
おすすめの子ども乗せ電動自転車2 パナソニック 電動自転車 ギュット・クルーム・EX
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前乗せタイプの子ども乗せ電動自転車。先に紹介したものとスペックは同様であるものの、前に子どもがいるため、いつでも見守られるのが魅力です。
バッテリーの容量は16Ahと大容量であるため、毎日利用する人にぴったりです。
おすすめの子ども乗せ電動自転車3 ヤマハ PAS Babby un SP
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後ろ乗せタイプの子ども乗せ電動自転車。
頭部を270度包み込むヘッドレストや足を包み込むフットレストなど、子どもの体を保護する面積が多いためケガのリスクを抑えられるのが特徴です。
重量は33.1kgで、適応身長は142cm以上(幼児2人同乗させる場合は146cm以上)となっています。そのため、低身長の方でも安心して乗れるでしょう。
おすすめの子ども乗せ電動自転車4 ヤマハ PAS Kiss mini un SP
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前乗せタイプの子ども乗せ電動自転車。胸まで覆うフロントガードで、すっぽり包み込むチャイルドシートが特徴です。
フロントガードは簡単に開け閉めが可能であるため、乗せ降ろしの際に邪魔をさせません。
重量は31.0kgで、適応身長は142cm以上(2人同乗させる場合は146cm以上)です。ツヤのないマットなカラーが魅力なほか、少ない充電回数で走行できるため長距離走行に適しています。
おすすめの子ども乗せ電動自転車5 ブリヂストン bikke MOB dd
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後ろ乗せタイプの子ども乗せ電動自転車。子どもを乗せ降ろししやすいコンパクトなモデルであり、チャイルドシートのクッションを最大10色から自分好みにできるのが魅力です。
重量は33.5kgで、適応身長は142cm(2人同乗させる場合は152cm以上)となります。かわいいデザインかつ使いやすさが人気の理由です。
まとめ
今回の記事では、子ども乗せ電動自転車の選ぶポイントについてまとめてみました。
子ども乗せ電動自転車は一般の自転車と違って、バッテリーや安全性など、選ぶ際に考慮しなければならない点が多いため、迷う人も多いかもしれません。
子どもの年齢に合ったチャイルドシートを選ぶほか、使用頻度によってバッテリーの容量を決めることがポイントです。
また、長く乗り続けるために、スイッチカバーやサイクルカバーなどを使って、故障や劣化防止対策を行うように心がけましょう。