電動ママチャリ(シティサイクル)を選ぶメリットやおすすめの車種をご紹介!
目次

普段歩く道を、電動自転車でもっと早く移動してみたい、と思ったことはありませんか?
電動自転車は、普通の自転車より疲れにくいことに加え、自動車のように、街中で渋滞に巻き込まれることもありません。
そのため、電動自転車があれば移動の際に感じるストレスを、大幅に減らせる可能性があります。
しかし、電動自転車といっても用途に応じて、さまざまな種類があります。
用途に応じた電動自転車を選ばないと、返ってストレスを抱えることになってしまうかもしれません。
そこで、この記事では電動自転車の中でも、もっとも一般的な電動ママチャリをピックアップしてご紹介します。
電動ママチャリのメリットや、おすすめの車種を厳選してお伝えします。
ぜひ、これからの電動自転車選びに参考にしてください。
ママチャリとは

ママチャリとは、街中で見かけることが多い一般的な自転車の形です。
もともとは、1960年代に登場した婦人用の小型自転車を「母親が乗る自転車」として、ママチャリと呼んでいました。
当時は、女性が自転車に乗ることが珍しかったため、婦人用小型自転車の普及と同時に、ママチャリという言葉も広がりました。
そして、今では小型自転車に限らず、自転車を代表する形の呼び方となっています。
街でも乗りやすい自転車
ママチャリの特徴は、街での乗りやすさに加え、使い勝手の良さです。
スポーツタイプの自転車とは異なり、泥除けやチェーンカバーが最初から装備されており、複雑な操作も不要です。
そのため、ママチャリを購入すれば、すぐにサイクリングが楽しめます
また、ママチャリに使われているタイヤは、直径が26インチや27インチといった、大きいものが一般的です。
自転車のタイヤが大きければ、1度の回転で進む距離が増えるため、スピードが出しやすくなるうえに、速度の維持も簡単です。
さらに、タイヤの直径が大きいことで、段差を乗りこえやすくなります。
たとえば、タイヤの直径が小さな自転車では、道路と歩道の段差でつまずいてしまうことも、珍しくありません。
しかし、26インチや27インチといったサイズのタイヤなら、車道と歩道の段差でもスムーズに乗りこえられます。
「シティサイクル」とも言われる
ママチャリは、シティサイクルとも呼ばれています。
そのため、インターネットの通販サイトなどで検索する場合は、シティサイクルのカテゴリーを調べるとスムーズです。
しかし、同じシティサイクルのカテゴリーの中でも、ハンドルの形や荷台の有無など、異なる点もあります。
特に、ハンドルの形は自転車の乗り心地に大きく影響するため、注意してください。
シティサイクルのハンドルは、主に2種類に分けられます。
セミアップハンドルは、乗り手側に曲がっているタイプのハンドルのこと。
乗り手の近くにハンドルがあるため、背筋を伸ばしたまま自転車を走らせられます。
そのため、楽な態勢で自転車に乗れるので、年齢や性別を問わず、おすすめのハンドルです。
一方で、乗り手側に曲がっていないハンドルのことを、フラットハンドルと呼びます。
フラットハンドルは、持ち手部分をつかむために、前かがみで自転車に乗る必要があります。
前かがみになることで、足に力が入りやすく、スピードを出しやすくなるのがフラットハンドルの特徴です。
電動ママチャリのメリット

それでは次に、電動ママチャリのメリットをご紹介します。
他の電動自転車に比べて、電動ママチャリにはどのようなメリットがあるのでしょうか?
(スポーツタイプに慣れていない人でも)誰でも乗りやすい
電動ママチャリは、自転車に乗り慣れていない人でも、乗りやすい点がメリットです。
たとえば、スポーツタイプの自転車はスピードを出しやすくするために、タイヤの幅が細くなっています。
しかし、タイヤが細くなると、注入できる空気の量が減ってしまうため、自転車の乗り心地が悪くなってしまうデメリットがあります。
また、ママチャリの乗りやすさの秘密はフレームにもあります。
ママチャリのカーブを描いたフレームは、高く足を挙げなくても、自転車をまたげるようになっています。
すなわち、スカートをはいていても、安心して自転車に乗れるようになっています。
この他にも、さまざまな点でママチャリは、どのような人が使っても快適な乗り心地を体験できるように、配慮されています。
そのため、しばらく自転車には乗っていないけど、電動自転車を体験してみたい、という人へ最初の1台におすすめです。
カゴがついているので買い物や寄り道に便利
電動ママチャリは、買い物をしたあとの荷物を入れられるカゴがついているので、ちょっとした食材や飲料水なら楽に運べます。
カゴがない自転車は、全ての荷物をリュックサックなどで、自分が持ち運ばなければなりません。
また、買い物の際に、思っていたより買い過ぎてしまったことはありませんか?
特売だったり、無くなりかけていたものを思い出したりして、思わぬ量を買ってしまった経験は誰にでもありますよね。
電動ママチャリなら、前カゴにある程度の荷物が入っていても、電動アシストの力でふらつかずに漕ぎ出せますよ。
5km以内のちょっとした移動に便利
電動ママチャリは使いやすさと乗り心地を重視した自転車なので、長い距離の移動には不向きです。
なぜなら、スピードの出しやすさや自転車に乗るときの姿勢に加え、バッテリー容量の問題があるからです。
もし、電動自転車のバッテリーの容量が小さければ、頻繁に充電が必要になります。
さらに、往復できる距離にも限界があります。
その一方で、闇雲に容量の大きなバッテリーを選ぶのも注意が必要です。
注意が必要な理由はバッテリーの値段にあります。
バッテリーは、電動自転車の中でも特に高価なパーツ。
容量の大きさに比例して、購入費用も高額になってしまいます。
そのため、価格的な面からも電動ママチャリで移動する際は、5km以内のちょっとした移動に使うことをおすすめします。
電動ママチャリの選び方ポイント

それでは次に、電動ママチャリを選ぶ際は、どのようなポイントを見るべきなのか、解説していきます。
フレームやハンドルの形状
フレームやハンドルは、電動ママチャリの見た目以外にも、大きく影響を及ぼします。
たとえば、電動ママチャリには、大きく分けて2種類のフレームが採用されています。
特にママチャリとして印象が強いフレームがUフレームです。
Uフレームの特徴は、前輪と後輪をつなぐ中央部分がカーブしている点。
中央部分がカーブしていることで、自転車の乗り降りをスムーズに行えます。
一方で、スタッガフレームはUフレームとは対照に、直線的な形が印象的。
前輪と後輪を直線のフレームでつなぐことで、高い強度を誇ります。
また、自転車に乗って長い距離を走ることにも向いているフレームです。
しかし、ややフレームの位置が高くなっているため、人によっては乗りづらく感じる可能性があります。
Uフレームもスタッガフレームも、使う人の体格によって乗り心地が変わります。
そのため、自転車の購入前に、それぞれのフレームを乗り比べてみると、違いが体感できますよ。
車体のタイヤのサイズ
電動ママチャリを選ぶ際に、フレームやハンドルと同じように注意したいのがタイヤのサイズです。
自転車はタイヤのサイズによって、適応身長が異なります。
そのため、無理に大きなタイヤの自転車に乗っていると、思わぬケガをしてしまう原因になることも。
電動ママチャリのタイヤで、多く使われているサイズは26インチと27インチの2種類です。
26インチは、140cmから170cmの人が使いやすいサイズです。
一方で、27インチは150cmから180cmの人に。おすすめのサイズです。
適応身長の範囲内で、自分の身長に合ったサドルの高さに調節してください。
理想的な高さは、サドルにまたがった状態で、つま先がわずかに地面に触れるくらいです。
かご
買い物かごは、網状に組まれたものやバスケット状のものなど、さまざまな種類があります。
また、かごの材質によっても、使いやすさが変わってきます。
たとえば、買い物で使う予定の自転車なら、樹脂製のかごがおすすめです。
なぜなら、金属製のかごは硬いため、たまごなどを運んでいると、移動中に割れてしまう可能性があるからです。
しかし、樹脂製であれば、ある程度は振動を吸収してくれるため、たまごが割れる可能性も低くなります。
その一方で、樹脂製のかごで隙間がないものは、ゴミや雨水がたまりやすいデメリットがあります。
しかし、金属製のメッシュタイプのかごであれば、雨水がたまる心配はありません。
また、メッシュタイプのかごは見た目がスタイリッシュで圧迫感もないので、おしゃれな自転車に採用されています。
変速ギアなどの機能
変速ギアは、路面状況に応じて足への負担を軽くしてくれる効果があります。
平地や坂道などで、適切にギアを切り替えられれば、スムーズなサイクリングが楽しめます。
変速ギアには外装タイプと内装タイプがあり、メンテナンス性や費用の面から差別化されています。
外装ギアは、重いギアと軽いギアの差が多いので、ギアを切り替えた際の違いが実感しやすくなっています。
また、複雑な機構ではないので、大きな費用はかかりません。
一方で内装タイプのギアは、ギアが自転車本体に内蔵されているので、サビにくく、チェーンが外れにくいメリットがあります。
また、ギアが自転車に内蔵されているため、メンテナンスの回数も少なくなります。
自転車の購入費用を安くしたい場合は、外装タイプのギアを選び、メンテナンスの回数を少なくしたい場合は、内装タイプのギアがおすすめです。
おすすめの電動ママチャリ5選

それでは最後に、乗りやすさや使い勝手などの面から、特におすすめの電動ママチャリを紹介いたします。
どのような点が優れているのか、ポイントもお伝えしていくので、電動ママチャリ選びの参考にしてください。
Panasonic パナソニック 電動自転車 ビビ・SX 24インチ 26インチ 2023年モデル BE-FS431 BE-FS631
≫画像をクリックすると商品ページへリンクします
パナソニック製電動ママチャリの中でも、特に人気があるビビのお買い得モデルがビビ・SXです。
ビビ・SXの特徴は、必要な機能は維持しつつ、コストパフォーマンスに優れている点です。
坂道や向かい風でも疲れにくい走行をアシストしてくれる、カルパワードライブユニットに加え、バッテリー容量も必要十分な8.0Ahを誇ります。
そのため、走行距離は標準のオートマチックモードで35kmです。
たとえば、1週間に往復6kmほどの買い物を2回するなら、2週間に1度の充電で十分です。
ビビ・SXは、身近な通勤・通学の心強い味方になってくれます。
また、電動自転車の最初の1台としてもおすすめです。
Panasonic パナソニック 電動自転車 ビビ・DX 24インチ 26インチ 2023年モデル BE-FD431 BE-FD631
≫画像をクリックすると商品ページへリンクします
お買い得モデルのビビ・SXを一回りグレードアップさせた、ロングセラーモデルがビビ・DXです。
足回りの強化やバッテリー容量の増加など、かゆい所に手が届く仕様となっています。
バッテリーは16.0Ahの容量があるため、走行が可能な距離は標準的なオートマチックモードで70kmを誇ります。
また、かごも大型スムースインバスケットが標準装備されています。
大型で収納力に優れるかごは、荷物を傷つけにくい上に、まとめ買いもしやすい点が魅力です。
さらに、タイヤも耐久性が高いものが装備されています。
ビビ・DXは大容量のバッテリーに加え、しっかりとした足回りで、長距離の通勤・通学を支えてくれます。
そのため、1度に電動ママチャリに乗る距離が長い人や、買い物の回数が多い人にビビ・DXはおすすめです。
Panasonic パナソニック 電動自転車 ティモ・S 26インチ 2023年モデル BE-FTS631
≫画像をクリックすると商品ページへリンクします
ティモは、ビビシリーズとは異なり、通学や学校生活を重視したモデルです。
その中でも、特にティモ・Sは前輪と後輪の余裕を大きめに設計しているので、長い距離を走っていても疲れにくいモデルです。
バッテリー容量は16.0Ahを誇り、もっとも省エネのロングモードでの走行が可能な距離は107kmです。
横長のスクール鞄がすっぽりと入る前かごに加え、長距離の走行にも耐えられる極太スポークが採用されています。
また、別売りのオプションとなりますが、バッテリーからUSB充電が可能になるアダプターも発売されています。
スマートフォンやタブレットなど、充電する機会が多い学生には嬉しいオプションですね。
ティモ・Sは学生を中心に、電動自転車に乗る時間が長い人におすすめの1台です。
長距離を走っても疲れにくい点は、通勤に使う電動自転車としても魅力的です。
YAMAHA ヤマハ 電動自転車 PAS With 2023年モデル 26インチ PA26W
≫画像をクリックすると商品ページへリンクします
ヤマハのPASシリーズの中でも、もっとも軽さと使い勝手に優れたベーシックモデルがPAS Withです。
自動でアシストモードを切り替えてくれるスマートパワーアシストに加え、座り心地にこだわったサドルの形状など、特徴的な点が複数あります。
特にPAS Withの中でも特徴なのでは、スカートでもまたぎやすい、独特の低床U型フレームです。
前輪から大きくカーブを描き、サドルの下へつながっている形は可愛らしく、飽きの来ないデザインです。
また、ワイヤーも内蔵型なので、見た目にもすっきりとしています。
PAS Withは、バッテリー容量も大きいことから、毎日の行動範囲を広げたいと思っている人におすすめです。
快適な乗り心地で、毎日の買い物からちょっとしたお出かけまで、しっかりとサポートしてくれる電動ママチャリがPAS Withです。
BRIDGESTONE ブリヂストン 電動自転車 アシスタU STD 2021年モデル 26インチ A6SC11
≫画像をクリックすると商品ページへリンクします
ブリヂストン製電動自転車の中でも、ベーシックなモデルのアシスタシリーズの中では、コストパフォーマンスに優れたアシスタU STDがおすすめです。
機能を厳選したアシスタU STDは、電動自転車の最初の1台として最適です。
シンプルな構成の車体は拡張性に優れており、必要なパーツを追加することで、自分好みの1台に仕上げることも可能です。
たとえば、バッテリーの容量に不足を感じた場合は、最大で15.4Ahものバッテリーが装着できます。
そのため、アシスタU STDは必要最低限の装備から初めて、自分に必要な装備を徐々に追加してく、堅実的な人におすすめのモデルです。
まとめ

電動ママチャリは一見したところ、似たように見える機種が多いかもしれません。
しかし、実際はハンドルやフレームの形に加え、メーカーごとにもさまざまな特徴があります。
そのため、電動ママチャリのデザインだけではなく、どのような目的で使うのか、しっかりと考えてから電話自転車選びを始めてください。
そうすることで、自分にぴったりの1台と巡り合える確率が大きくなります。
今回ご紹介した機種以外にも、自転車館では幅広い自転車を取り扱っています。
気になったメーカーなどがあれば、ぜひ他の機種も確認してみてください。
関連する記事
人気の記事
注目キーワード
商品カテゴリー
取り扱いブランド
ご利用案内








Panasonic パナソニック
YAMAHA ヤマハ
BRIDGESTONE ブリヂストン
tern ターン
DAHON ダホン
miyata ミヤタ
maruishi 丸石サイクル
TRANS MOBILLY トランスモバイリー
Harry Quinn ハリークイン
PELTECH ペルテック
ASAHICYCLE アサヒサイクル
EENOUR イーノウ







