双子育児の負担を軽減する電動自転車の選び方と人気タイプをご紹介!
目次

双子育児では、保育園や幼稚園への送迎、買い物、通院など、毎日の移動に大きな負担を感じる場面が少なくありません。
そうした負担を軽減しやすい移動手段が、前後に子どもを乗せられる電動自転車です。
双子を連れての外出でも、電動自転車を上手に選べば移動の負担を軽減しやすくなります。
ただし、双子を乗せる場合は安全基準やチャイルドシートの仕様、使える期間を確認することが大切です。
そこで、この記事では、双子を乗せた移動に適した電動自転車の選び方や注意点、おすすめモデルを紹介します。
双子を出産予定の方や、双子を育児中のご家庭は参考にしてください。
双子育児で電動自転車が活躍する理由

双子育児中に電動自転車があることで、どのようなことが便利になるか3つの理由にまとめてお伝えします。
保育園や幼稚園への送迎負担を軽減できる
双子の保育園や幼稚園への送迎は毎日のように必要になるため、負担はできるだけ軽減したいものです。
なぜなら、登園の前に園バッグや着替えに加え布団などの荷物を準備した上で、双子の朝食の用意なども必要となるからです。
双子の機嫌が悪い日などは、朝から疲れ果ててしまうこともあるはずです。
双子を乗せられる電動自転車であれば、子どもと荷物を載せて移動しやすいうえに、親の体力を大きく消耗することもありません。
仕事に行く場合は登園させたあとに、そのまま職場や駅に電動自転車で向かってもよいでしょう。
電動自転車があれば、忙しい朝の送迎準備から移動までをスムーズに進めやすくなります。
ベビーカーより移動時間を短縮しやすい
ある程度成長した子どもはベビーカーに乗りたがらなくなる場合があります。
また、双子用のベビーカーはサイズの大きなものが多く、道幅の狭い歩道や段差、エレベーターが必要な場所では移動させづらい場面があります。
ただでさえ重い双子用ベビーカーに荷物などを積んでいる場合は、持ち上げて移動させることも困難でしょう。
電動自転車であればモーターの力によるアシストで、坂道や向かい風でもスムーズに動かすことが可能です。
また、一般的な自転車が通れる道であれば、電動自転車でも同じように通ることができます。
そのため、移動時間を短縮しやすく、目的地までスムーズに向かえます。
結果として、移動途中で子どもが飽きてしまい抱っこを求められることや、途中で歩きたがるようなことも減らせるはずです。
買い物や通院など日常の外出に使いやすい
双子育児では、オムツや着替えなどの子ども用品も2人分必要になるため、買い物の量が増えやすくなります。
また、どちらか一方が体調を崩すこともあり、通院の負担も少なくありません。
子どもに注意を払いながら徒歩で買い物をすることは大きな負担となるため、外出自体を控えてしまう場合もあることでしょう。
しかし、電動自転車があれば荷物を手で持つ必要がないうえに、子どもはチャイルドシートに乗せておけば、どこかに走っていく心配もありません。
このように、日常のちょっとした外出でもスムーズに行えるのが電動自転車の強みといえるでしょう。
双子育児向け電動自転車の選び方

電動自転車は非常に多くの種類が発売されていますが、すべてが双子を乗せられるわけではありません。
双子を電動自転車に乗せる場合は、どのようなものを選べばよいのでしょうか。
ポイントを絞って順番に解説していきます。
幼児2人同乗基準適合車の電動自転車を選ぶ
双子を乗せる場合は、「幼児2人同乗用自転車」に該当する電動自転車を選びましょう。この基準は、子ども2人と大人が乗っても支障がないフレームの強度やブレーキ性能、走行性能が確保されているかを表しており、適合している電動自転車は専用のシールが貼られます。
「幼児2人同乗基準適合車」の基準を満たしていることで、チャイルドシートを車体の前後に取り付けてもよいとされています。
電動自転車は非常に便利な反面、事故が起これば大きなけがに繋がりかねません。
大切な子どもを安全に乗せるためにも、「幼児2人同乗用自転車」に該当するモデルを選びましょう。
バッテリー容量の多い車種を選ぶ
双子を乗せる予定の電動自転車は、できるだけバッテリー容量の大きいモデルを選びましょう。
なぜなら、電動自転車の子ども乗せタイプは車体が重く、大人1人に加え子どもも運ぶことから非常に大きな力が必要となります。
そのため、常にバッテリーを切らさないように注意する必要があります。
バッテリーが切れてしまっても電動自転車の走行自体は可能です。
しかし、非常に重い車体に加え、子どもの体重や荷物が全てかかってくるため、ペダルを踏みこむのも一苦労することでしょう。
そのため、双子を乗せるための電動自転車を購入する際は、できるだけバッテリー容量の大きな電動自転車を選んでください。
前乗せ・後ろ乗せのタイプを双子の年齢に合わせて選ぶ
前乗せ用と後ろ乗せ用のチャイルドシートは、それぞれ対象身長と体重が異なります。
そのため、双子用に電動自転車を購入する際は、子どもの年齢だけでなく、体格に合ったチャイルドシートを選ぶことが大切です。
一般社団法人製品安全協会のSG基準によれば、チャイルドシートに乗せる幼児の体重は、前乗せ用で15kg以下、後ろ乗せ用で24kg以下が安全に利用できる基準範囲とされています。
また、体重以外にも、前乗せ用チャイルドシートの対象身長は70cm以上100cm未満、後ろ乗せチャイルドシートは120cm以下が目安とされています。
つまり、双子を2人同時に乗せる場合は、前乗せチャイルドシートを安全に使える期間が、実質的な利用期間の目安になります。
ただし、実際に使用できる体重・身長は、購入するチャイルドシートや車種によって異なります。購入前には、必ず各商品の仕様を確認しましょう。
双子用電動自転車で後悔しやすいポイント

双子の移動手段としてメリットの多い電動自転車ですが、思わぬ点で後悔してしまう場合があります。
事前に、そのポイントを把握しておくことで後悔せずに済む可能性もあります。
どのようなポイントで後悔することが多いのか、順番にご紹介します。
双子を乗せられる期間に限りがある
チャイルドシートに双子を乗せられる期間には限りがあるため、いつまで電動自転車を利用するのか前もって計画しておきましょう。
特に問題となりやすいのが、前乗せ用チャイルドシートが安全に利用できなくなる体重15kg以降から小学校入学前後です。
電動自転車を利用できなくなるため、公共交通機関の利用や、子ども自身に自転車の練習をさせるなどの対策が必要です。
また、生活圏によっては徒歩移動への切り替えや、習い事などの場所を見直すことも有効です。
電動自転車に乗せる前とは異なり、子どもも体力が付いてくるため、ベビーカーの時よりもスムーズに移動ができるはずです。
電動自転車は車体が重く、駐輪場で苦労しやすい
電動自転車の子ども乗せタイプは特に車体が重く、駐輪場での取り回しに苦労する可能性があります。
例えば、ラックタイプの駐輪場で上段が割り当てられていた場合、子ども乗せタイプの電動自転車を持ち上げてラックに入れることは非常に困難でしょう。
特に以前から契約していた駐輪用のラックが上段で、そのまま利用を続けたい場合は要注意です。
子ども乗せタイプの電動自転車の重量は30kg以上もあるため、男性でも簡単にラックの上段までは持ち上げられません。
双子用に子ども乗せタイプの電動自転車を購入した際は、車体が重いことを考慮して駐輪場を確保してください。
雨の日・荷物が多い日・坂道では負担を感じる場合がある
子ども二人に加え荷物を持っていてもスムーズに進めるのが電動自転車の強みです。
しかし、あまりにも荷物の多い日の坂道や雨の日などには、さすがに負担を感じる場合があるかもしれません。
電動自転車のアシストは無制限に得られるわけではないので、荷物が多い場合や急な坂道などでは一定の割合で負担が発生します。
この場合の負担とは、ペダルの踏み込みに力が必要になることです。
しっかりと力を入れて踏み込まなければ、電動自転車といえども前に進まなくなってしまいます。
また、雨の日はレインコートなどを着て電動自転車を漕ぐ必要があります。
雨で視界が悪い中での移動は注意が必要な部分も多く、いつもより数倍は疲れることでしょう。
そのため、交通安全の面からも雨の日は可能な限り電動自転車の利用は控え、他の方法での移動を検討しましょう。
双子育児に人気の電動自転車メーカー
電動自転車は様々なメーカーが開発を行っていますが、特に子ども乗せタイプが人気のメーカーを厳選してご紹介します。
パナソニック|双子が乗せられるモデルの選択肢が豊富
パナソニックの特徴は双子が乗せられるモデルが非常に豊富な点です。
例えば、パナソニックはベビー用品メーカーのコンビとチャイルドシートの共同開発をおこなっています。
共同開発されたチャイルドシートには、衝撃吸収素材「エッグショック」を採用しており、走行中の揺れや衝撃から子どもの頭部を守りやすい設計です。
また、走行中に限らず押し歩きの最中でもモーターのアシストが受けられるモードが搭載された車種があるなど、非常に豊富な選択肢があります。
電動自転車の心臓部ともいえるバッテリーにも定評があるため、電動自転車の最初の1台としてもおすすめのメーカーです。
ブリヂストン|双子を乗せた際の安定感や走行性能を重視したい方に人気
ブリヂストンは両輪駆動のデュアルドライブやモーターブレーキなど、先進的な機能によって双子を乗せた際の安定感が非常に高いメーカーです。
デュアルドライブとは、電動自転車の前輪をモーターの力で動かすことで前から引っ張ってもらうような感覚で走行できるシステムのことです。
走行中にペダルを止めたり左ブレーキをかけたりすると自動で充電を行い、バッテリーへ電力が溜まるため、ブリヂストン製の電動自転車は1回の充電で、驚くほど長く走れるようになっています。
そのため、充電の手間を減らしやすいため、幼稚園や保育園の送迎や買い物などで電動自転車の利用頻度が高いご家庭におすすめです。
ヤマハ|扱いやすさとアシスト性能のバランスが魅力
走行性能と使い勝手の両方を高い次元で両立させているのがヤマハです。
コンパクトな車体やスカートを履いた女性でもまたぎやすい低重心設計のフレーム、通常より少しだけ大きなタイヤを採用した24インチモデルの車種などが特徴です。
また、オプションパーツ類も充実しており、利用シーンやライフスタイルに応じたカスタマイズができる点も見逃せない強みでしょう。
サドルの微調整や折りたためるチャイルドシートなど、子ども乗せだけに限らない利用も可能です。
そのため、ヤマハの電動自転車は日常の送迎や買い物で無理なく使えるモデルを探している方におすすめです。
双子を乗せるときに気をつけたい安全ポイント

双子を電動自転車に乗せる場合、特に気を付けたい安全ポイントをお伝えします。
電動自転車に双子を乗せる順番・降ろす順番を守る
電動自転車に双子を乗せる順番と降ろす順番に注意してください。
最初に後ろの座席に座らせてから、前の席へと座らせます。
降ろすときは反対に、前の座席から子どもを降ろし、その次に後ろの席から降ろしましょう。
電動自転車は後輪側にスタンドがあるため、後ろの席が重い方ことで電動自転車全体が安定しやすくなるためです。
その一方で、前輪側はどうしても不安定になってしまうので、子どもを座らせたまま放置するのは非常に危険です。
必ず、後ろから前の順番で子どもを乗せ、その後はスムーズに電動自転車を出発させられるようにしましょう。
ヘルメットは電動自転車に乗る前に着用させる
ヘルメットは必ず電動自転車に乗る前に着用させるようにしてください。
電動自転車に座らせた状態の方が、大人の身長に近いためヘルメットの顎紐などが止めやすいですが、非常に危険な行為です。
走行していない電動自転車は後輪のスタンドだけで自立しているので、バランスが崩れると横倒しになってしまいます。
子どもがチャイルドシート上で動くことで、ただでさえ不安定なバランスが非常に崩れやすくなります。
そのため、必ずヘルメットを着用させてからチャイルドシートに乗せるようにしてください。
走行前に電動自転車のタイヤ・ブレーキ・バッテリー残量を確認する
大人1人と子ども2人を乗せて走る電動自転車には、非常に大きな負担がかかります。
そのため、走行前にはタイヤやブレーキに異常がないか、確認してください。
例えば、タイヤは空気圧やパンクの有無が確認のポイントになります。
ブレーキであれば正常に動作するかといった基本的な部分に加え、ブレーキパッドの摩耗具合もチェックするとよいでしょう。
バッテリー残量は出発前に加え、乗り終わった後にも確認することをおすすめします。
なぜなら、バッテリーの充電は時間がかかるため、乗りたい時に充電が切れていても対応できないからです。
走行距離や乗り方にもよりますが、バッテリー残量が20%を切ったら充電を考えてください。
育児負担を軽減させるためのおすすめ電動自転車
ここまで紹介した安全基準や使いやすさを踏まえ、自転車館で取り扱っている子ども乗せ電動自転車の中から、双子育児にも使いやすいモデルを紹介します。
これから電動自転車の購入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
パナソニック ギュット・アニーズ・DX 20インチ 2025年モデル BE-FAD032
5点止めの巻き取り型シートベルトを採用したプレミアムリアチャイルドシートが採用されている車種です。
シートベルトは、ついつい同じ設定のまま使ってしまいがちですが、巻き取り型のシートベルトであれば、常に子どもの成長に応じた強度で利用可能です。
コンパクトなサイズの車体ですが、カルパワードライブユニットが搭載されており、子どもを乗せたままでも力強いアシストを受けられます。
パナソニック ギュット・アニーズ・DX・26 26インチ 2025年モデル BE-FAD632
走行性能に優れた26インチサイズの車種です。
長身の方でも乗りやすいため、家族全員で利用する場合などにおすすめできる一台です。
バッテリーも16.0Ahの大容量のものが搭載されており長時間の買い物など、幅広いシーンで活躍できます。
パナソニック ギュット・クルームR・DX 20インチ 2026年モデル BE-FRD035
駐輪場などの事情に影響されない、左右からの乗せ降ろしに完全対応した設計が特徴の車種です。
チャイルドシートには日除けが標準装備されているので、暑さを増す夏でも安心して子どもを乗せられます。
また、放熱フィン付きローラーブレーキによって、万が一の際にもしっかりと止まってくれる点も魅力です。
ブリヂストン ビッケ モブ dd 前24/後20インチ 2024年モデル BM0B44
走りながら充電できる機能を持った電動自転車です。
そのため、1回の充電で驚くほど長く走行することができます。
使用状況によって異なりますが、充電の手間を抑えやすい点も魅力です。
ヤマハ PAS Babby 2026年モデル 20インチ PA20BB
大切な子どもの頭部を270度包み込むリヤチャイルドシートが特徴的な電動自転車です。
サッと乗せて簡単に装着できるマグネットバックルや、片手でベルトの調整ができる自動巻き取り型のシートベルトなど、忙しい毎日を助ける機能が充実しています。
オプション機能も充実しているので、マルチに活躍できる1台を探している場合はおすすめの電動自転車です。
ブリヂストン ビッケ ポーラー e 2024年モデル 20インチ BP0C44
フロントチャイルドシートに子どもを乗せても安定して走行できる電動自転車です。
適応身長は138cmからとなっており、小柄な方でも安心して乗ることができます。
軽量な車体とまたぎやすい低床フレームによって、非常に扱いやすい1台となっています。
まとめ|双子育児には安全基準を満たした電動自転車を使おう!
双子育児では、保育園や幼稚園への送迎や買い物など、日々の移動だけでも大きな負担になってしまいます。
前後にチャイルドシートが装着できる子ども乗せ電動自転車を活用すれば、徒歩やベビーカーでは大変だった移動もスムーズになり、育児中の行動範囲を広げやすくなります。
ただし、双子を2人乗せる場合は、幼児2人同乗基準に適合したモデルを選ぶことが大切です。
また、子どもの成長に伴ってチャイルドシートの適用体重や身長を超えると、電動自転車に同乗できなくなるため、使える期間や成長後の移動手段も考えながら選びましょう。
毎日の送迎や外出の負担を少しでも軽減したい方は、安定感、乗せ降ろしのしやすさ、チャイルドシートの仕様を比較しながら、ご家庭に合った電動自転車を選びましょう。
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